読み終わったとき、あなたは何を考えますか
豊かで幸せだった国に訪れる、後継者問題、飢饉、伝染病、戦争…。 現代社会をそのまま写し撮ったかのようなさまざまな事柄が、淡々とした口調と擬人化した動物の銅版画で表現された絵本。そして、重いテーマにも関わらず、子どもに読ませたいという声が多いのもこの絵本の特徴です。かんげき屋の「考える人の本シリーズ」第1弾。多くの編集者に賞賛された装丁も、本好きの方にはたまらない魅力です。